本記事の概要
1000円ちょっとのアイテムで不要チラシ対策をしてみた。結果、セールス系チラシが激減した。ただし、市の広報誌やフリーペーパーは容赦なく投函されるので個別の対応が必要だった。
経緯
昨年、名古屋市近郊のワンルームのアパートから、会社近くの郊外の2LDKのメゾネットタイプ(タウンハウス?)に引っ越した。2LDKなので新婚、子供が小さい家族向け的な位置づけの物件のようで、毎日 のように住宅系セールスチラシが投函される。筆者は独身、住宅を購入する予定がないので一切不要だ。基本的にペーパーレスで生活したいので、一瞬も目を通さない紙類をゴミ箱へダイレクトで捨てること自体がストレスだ。数ヶ月前、10枚同一の住宅セールスのチラシが投函されていて、イライラが頂点に達し対策を決意した。
ググると、張り紙するだけでもそれなりに効果があるらしい。なんとなくセンサー的なもので対策ができないかなと考えてるときに、別用で立寄ったホームセンターで安価なドアチャイムと警告シールを購入してみた。設置したら想像以上に効果があり、不要チラシが激減したのでご紹介する。監視カメラは買わなくてもよさそうだ。
購入について
近所の大手ホームセンターで買った。
ドアチャイムが約800円で、防水シールが約300円だ。ドアチャイムはとりあえず一番安い物を購入。付属のボタン電池(LR44)3個で動作する。
仕組み:ポストのフタがが開くと、本体とマグネットの距離が離れてセンサーが検知し「ピンポーン」とデカい音が鳴る。以上だ
よいところ
1)セールス系チラシが激減
2)郵便物の投函にすぐ気づく
わるいところ
1)シールは良くも悪くも目立つ。玄関ドアの景観をそれなりに悪化させる。
2)チャイムの音がかなりうるさい。自分でもたまに驚く。
3)マンションの集合ポストや道に面したポストでは効果がなさそう
4)市の広報誌およびフリーペーパーには効果がない(後述)
市の広報誌の停止は意外に面倒
広報誌の配布員へ直接、配布不要と伝えたが、対応できないとの回答。発行元の市役所の広報課へメールフォームで問い合わせた。担当者が「自治会に問い合わせください」と回答してきたので、「発行元の市役所に対応義務がありますよね?」とゴニョゴニョやり取り。結果的に次月から配布しないように対応していただけたようだ。ちなみに市の広報誌はPDFでも、スマホアプリでも閲覧可能だ。
フリーペーパーは発行元の会社のホームページの問い合わせフォームで必要事項を記入すれば停止できる。市役所も同様にしてほしい。
本記事の結論
不要チラシはシールや張り紙で簡単に対策できる。(郵便ポスト環境によって効果の差は多々あり)
法的にはチラシ投函自体には違法性はない。(もちろん内容によっては違法)
ただし、チラシ不要と明示した私有地へチラシ投函のために侵入することは、住居侵入罪だ。(懲役3年以下または10万円以下の罰金、筆者調べ) そのため、配布員の方々も時給1000円前後で、そんなリスクは犯さないのだと思う、というか雇用主から指示されているはずである。
広報誌およびフリーペーパーは不要であるにも関わらず、堂々と投函してくるので、シールでは効果がなかった。発行元へ直接配布不要の意思を伝える必要があり、面倒だった。
さらに効果的な対策としては、警告文や防犯カメラ設置があるが、なんだか物騒な見た目の玄関になってくるし、あんまりここに投資もしたくないので、現状の対策で半年くらい様子見しようかと思っている。