2/15チャンピオンズリーグ ラウンド16 1stレグ感想

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やっと待ちわびたチャンピオンズリーグが帰ってきた。 2/15はラウンド16ファーストレグ。いきなりPSG v バイエルンのビックゲーム、もう1カードはミラン v トッテナムの2試合。

PSG vs バイエルン

結果 0 – 1

53’コマン

注目ポイント

PSG:怪我人が多すぎて最近数試合は守備が崩壊気味。マルセイユ、モナコに敗戦。そもそもメンバーがそろうのか。

バイエルン:カンセロの右ウイングバック、CFシュポモティングの調子。そもそもブンデスリーガ見てないのでシュポモティングの活躍はあまりしらない。プレミアにいた時はサイドハーフで得点力はなかった印象。

フォーメーション

PSG:4-4-2 ディフェンスラインはなんとかメンバーそろった。右からハキミ、ラモス、マルキーニョス、メンデス。前線はネイマールとメッシがそろったのでボールキープとゲームメイクはやってくれる。

バイエルン:3-4-2-1 右WBカンセロ、左WBコマン。3CB右からパヴァール、ウパメカノ、デリフト。

試合中の事象

23’バイエルンがボールを持つペース。パヴァールからコマンへのサイドチェンジロングパスが目立つ。両サイドから攻撃できている。バイエルンは攻撃時の配置が均等でキレイ。思ったよりPSGの守備が形になっている。最近の調子だと前半2失点くらいすると予想していた。

35’やっとPSGの攻撃のターンがやってきた。ボールまわし始めるとやっぱりテクニックのレベルは高い。配置は整理されてないけど各個人がうまい。マドリーみたいだ。

39’攻撃時ゴレツカはトップの位置まで上がる。中盤はキミッヒしかいない。3-2-5-1的な配置。

45’デリフトがメッシをつぶして25m付近でフリーキック

46’ゴールレスで前半終了。意外だ。パリの守備が大健闘。

52’シュポのいい飛び出しからデイヴィスのクロス。コマンのダイレクトボレーでゴール。レベル高すぎ。

56’後半から右WBへ移動したコマン。相手がヌーノ・メンデスに変わっても突破してクロスできる。かなり調子がよさそう。

61’コマンのクロスにシュポモティングがアクロバティックシュート。二人とも絶好調。

64’いつのまにかバイエルンの3CBのならび順がかわってる。右からウパメ、デリフト、パヴァール。

73’ムバッペ単独突破で大チャンス、ネイマールがつめる。タレントパワー爆発。

81’ムバッペのゴール。メンデス足はやすぎ。いや、オフサイドだった。

83’メンデスがニャブリとウパメぶち抜いてクロス。後半になってからメンデス覚醒。

90’パヴァールがメッシへのタックルで2枚目イエローで退場。ボールもさわれてたからちょっとかわいそうではある。次節出場停止。CBでブリント使うのかな?

試合後感想

直近3試合PSG戦を観てバイエルン圧勝を予想していた。意外にも1点差で終了。次節に楽しみが残ってうれしい。3週間後なのでムバッペの調子も上がっているだろう。

ACミラン vs トッテナムホットスパーFC

結果 1 – 0

7’ブライム・ディアス

注目ポイント

両チームともワールドカップ後の国内リーグ戦では調子を落としている。戦力・予算はプレミアリーグのスパーズがかなり上だがどうなるか予想がつかない。(ミランはがんばってユーヴェやインテルより低予算で運営している)

ミラン:ミラノダービー以来採用している3バックでも持ち味の激しい守備が出せるか。ラファ・レアオがノリノリでプレーできるか。

スパーズ:ベンタンクール大怪我で今季絶望。ホイビア出場停止で中盤が大ピンチ。スキップとサールが先発。ケイン、ソン、クルゼフスキの3トップなのでカウンターの迫力はは健在。

試合中の事象

7’テオのシュートのこぼれからブライム・ディアスが先制。

22’ミランのビルドアップ安定しない。配置はっきりしない。テオとエメルソンの個人勝負では勝てる。

36’ミランの強みである中盤の激しいプレス守備が発揮され始めた。

45’プレスをかいくぐってスパーズのカウンターチャンス。オフサイド

前半はミランのプレスがよかった。ただしミランはビルドアップに難ありなので、スパーズはショートカウンターで反撃できそう。

53’レアオ単独で左サイドを突破してクロス。エメルソンだけでなくカバーのロメロもぶち抜ける。

56’ミランのビルドアップがたびたびつかまりピンチをまねく。もともとミランはビルドアップのはっきりした形が決まっていないがメニャン、ベナセル、トモリ不在は影響していると思う。

64’押し込まれるミラン。DFラインが下げられすぎて中盤が最終ラインに吸収されるジルーまでペナルティアーク付近まで戻っている。

66’レアオ単独突破。二人抜くがそのあとのパスの精度がない。レアオのノリが少し戻ってきた。

70’クルゼフスキOUTリチャーリソンIN。同じポジションに入る。

73’ミランは後ろで繋いでロングボールをける攻撃に終始するが、誰もプレスをサボらないのでスパーズも決定的なチャンスが作れない。

76’ブライム・ディアス、サーラマーケルスOUT、デケテラーレ、ジュニオール・メシアスIN。

77’レアオのクロスにジルーのヘッドからデケテラーレにチャンス。

78’またレアオのクロスにCBチャウのヘッド。レアオは見るからに気持ちがノッテきているのがわかる。

80’ソン・フンミンOUT、ダンジュマIN。

85’トナーリOUT、ポベガIN。

89’レアオOUT、レビッチIN。

試合後感想

3CBの中央シモン・ケアーが最後までケインを自由にさせずよく抑えてた。スパーズは細かい攻撃の崩しがないためカウンターが決まらないと成功率が低いクロスかミドルシュートの選択肢しかない。前線タレントはそろっているのでもったいない感じがする。2ndレグは3週間後3/8なのでチーム状況はまた変わる。スパーズはホイビアが戻ってくるのでチャンスはまだある。ミランの3バックがどこまで仕上がるかも楽しみだ。