買換理由
そろそろ2年前に購入したメイン使いのスマホPixel3a XLが最新Androidアップデート保証期限になるなーと思い、確認したら来月の2022年5月までだった。Pixelシリーズは常に最新のAndroidが使えることが最大のメリットである。OSアップデートされなくなったらGoogle Pixelを使う意味がない!ということで買換えた。
筆者の場合は下記の条件により候補はすぐに1つに絞られた。
・最新のAndroidを使い続けたい
・指紋センサーがよい、できれば背面
・スマホゲームしないのでミドルクラスSoCで充分
・写真はiPhoneで撮るのでカメラ性能は気にしない
ということで、Pixel5a(5g)を購入することにした。
最新Android,iOSを使いたい理由
AndroidでもiOSでも以下のような、実用的なアップデートがたまにあるので、例としてあげてみた。
Androidではテレビリモコン起動のショートカットが通知領域に追加できるようになったので、リモコン起動までの手順が短くなった。そこそこ実用的になったので、テレビの赤外線リモコンは廃止して運用実験中。2週間くらい経過したが、特に問題ない。(筆者のテレビはSONYのAndroid TV。スイッチボット等の赤外線スマートリモコンでもよいのだが、筆者のテレビはなぜかスマートリモコンでうまく動作しない…)

iOSの最近の新機能ではiPhoneの画面をmacにミラーリングする機能がうれしかった。サードパーティのソフトは以前からあったが安定感がイマイチだったので、OSレベルで安定して使えるのはありがたい。iPhoneで撮影する画像・動画をリアルタイムで大きめの画面で確認できるため非常に便利だ。


上記のような便利機能をタイムリーに体験できることが最新Android, iOSを使い続けるメリットなのだ。
筆者が現在運用中のスマホ
Pixel5a(メイン)とiPhone12mini(サブ)、あとはAsus Zenfone3。Zenfone3は2016年アマゾンでsimフリーを買ったが海外版で技適なしだったらしい(国内版が発売されているのでてっきり技適通ってると勘違いしていた)、メルカリで売却不可であることがわかったので、Simなしでスマートホームの操作リモコンとして活用してる。
左からPixel 3a XL, Pixel 5a, Zenfone3, iPhone12 mini


筆者のスマホ購入歴は下記のような感じで平均すると年1台買ってる。古い機種を売ることをしないので5台同時に持ってることがあった。最近は下取りに出して増えないようにしている。
SONY EXPERIA Z3 Compact(2014) 文鎮化し廃却
Apple iPhone 6s(2015) 清流に水没。文鎮化。有料交換
Apple iPhone 6s(2015) iPhone 12miniの下取り
Google(LG) Nexus 5X(2015) 文鎮化し廃却
Asus Zenfone3(2016) 現役。家専用。Simなし
Google Pixel 3a XL(2018) Pixel5aの下取り
Apple iPhone 12 mini(2020) 現役。サブ。カメラ機
Google Pixel 5a(5g)(2021) 現役。メイン
筆者は大手キャリアでスマホを購入したことがない。MVNOのiij mioを7年以上契約している。会社用のカメラなしガラケーでdocomo契約していたので、2台目は安く済ませたかったし、電話回線は必要なかったからだ。
2015年頃はSimフリー版が国内であまり出回ってなかったので海外サイトでXperiaを買った。最近はSimフリー版を簡単に入手できる機種が増えてかなりラクになった。
現在はドコモ回線を廃止して、iij mioギガプラン2GB通話あり(780円), 楽天モバイル(1GB以下、0円)なので通話は楽天モバイルで無料。通話回線2つあるが通信費は月1000円以下である。筆者は家から出なすぎる(体力がなくてあまり出れない)ので2GB以下で運用できてしまっているのだが。
購入について
メルカリ中古品よりGoogleストア新品が得だった(’22年3月31日時点)
Googleストアで3月31日までの期間限定値下げキャンペーンで定価51700円→42980円で8720円引きで購入。Pixel3a XLの下取り見積もり額が16209円で実質26771円で買換えできた。
(追記)
’22年5月16日までGoogleストアでで再度値下げしてる。51700円→41,788円期間限定値下げキャンペーンだ。
メルカリでの中古品5a購入& 3a XL売却も一応検討。5aは発売後半年ほどなので新品51700円に対し45000円前後。3a XLの売却額が11500円前後なので差額31500円。メルカリ手数料、送料を計算するまでもなくGoogleストアでの購入が得だ。

Pixel 3a XL vs 5a を比較(それと時々iPhone12miniの比較)
筆者が重視する部分のみ自由に抜き出して感想を述べている。
サブスマホのiPhone12miniを引き合いにだすことがあるのでiPhone12miniユーザーならびにApple信者の方は心穏やかに読み進めてほしい。ちなみに筆者はiPhone12miniもめちゃくちゃ気に入っている。
左からPixel 3a XL Jet Black , Pixel 5a Mostly Black


よいところ
1)背面指紋認証
背面指紋認証。ここが一番よいところ。毎日数十回使う部分なので重要。Nexus 5Xずっと以降お世話になっている安定の指紋センサーである。
筆者はiPhone12 miniをカメラ兼サブスマホとして運用中。最近のアップデートでマスクをつけたままでもフェイスIDでロック解除されるようになったが、ロック解除失敗がマスクなしでもしばしばありストレスに感じている。また、お財布ケータイとして使うときに解除されなくてスーパーのレジで焦ったことが何度かある。なのでお財布ケータイはいつもPixelを使ってる。
iPhone6sの前面指紋認証センサーは非常に優秀だったが流石にもう前面ホームボタンはいらない。
弟がPixel6へ買換えたので画面内指紋認証の感想を聞いてみたが、反応はそんなによくないらしい。
2)SoCパワーアップ
Snapdragon670から765Gになった。どちらもミドルクラスの位置づけのSoCだろう。正直もうある一定のレベル以上のSoCだとスマホでゲームをしない筆者にとっては差を感じにくいだろうと思っていたが、Webページの表示速度でコンマ数秒だが体感できる差が出た。iPhone12miniは高級機なのでブラウジング爆速だがそもそも画面が小さくて一発でリンクが反応しないことがある…。
3)広角レンズ0.6倍あり
写真はiPhoneで撮るのでカメラ性能もあんまり気にしてない。Pixel 5aはiPhone12と同じく広角レンズが追加されて便利になった。関係ないがAndroid標準のカメラアプリでスクエア(1:1)の写真が撮れないことに今更気づいた…メルカリで使いにくいのでgoogle様、アップデートプリーズ。
4)バッテリー容量アップ
Pixel3a XL 3700mAhからPixel 5a(5g) 4680mAhへ約1.26倍容量アップした。ただし、3a XLのバッテリー持ちに不満を持ったことは一度もないのでうれしさはあまり感じないだろう。一日外出しても30%以下になったことがない。サブ機のiPhone12miniのバッテリー容量が2227mAhであるため、超速でバッテリー残量がなくなるため相対的に不満がないだけかもしれないが。
5)側面をもつとGoogleアシスタントが起動するActive Edge機能が廃止
三脚に固定するときなど、誤操作にしかならないので、廃止になってよかった。iPhone6sについてた画面を強く押し込んで圧力を検知する3D Touchをふと思い出してしまった。
6)画面は大型化、本体は小さくてほんの少し軽い
同じメーカーのシリコンケースをつけた状態で重さと寸法を比較した。

使い始めて分かったが、たった3gでも軽いとうれしい。あと横幅は7.6mmも小さいのでかなり持ちやすい。画面は縦長になって大型化してるが高さは5mm小さい。
7)最新Androidをあと2年4ヶ月、月約1000円で使用できる。
5aの実質購入コストは26711円。アップデート保証期限2024年8月までの2年4ヶ月(=28ヶ月)なので月割すると954円。月1000円以下の負担で最新Androidを使い続けられる。筆者は通信費も1000円以下なのでスマホ関係経費は月2000円以下だ!
※仕様詳細はGoogleストアで簡単に比較できるので参照してほしい。
わるいところ
1)見た目の代わり映えは全然しない
筆者があえて同じブラック系の色を選び、ケースも同じメーカーのブラックなので当然だが見た目はほぼ同じだ。5aは上下のベゼルが小さくなって現代的な見た目になった。ただし、筆者はベゼルとの境界が目立たないようにホーム画面背景はブラック一色に設定してるのであまり影響ない。
2)下取りの箱はなぜか本人限定受取郵便(受け取りがめんどう)
スマホ本体と関係ないが…今回下取りスマホ送付用の箱が本人限定受取郵便なるもので送られてきた。先に説明書き3枚入りの封筒が届き、受取日をネットor電話で指定する。なんだこの無駄なシステム…メールでよいのに。iPhoneの下取りはヤマトの配達員に直接渡すだけでラクだった気がするが。
スマホの返送は箱に入れて郵便ポストへ投函するだけなので特にめんどうではない。
本記事のまとめ
2024年8月まで最新Androidが月1000円以下のコストで使えるわけでハッピーだ。当初はほぼ代わり映えしないスマホへ買換えるコストが27000円か…と思ったが、5aを使い始めると2年分の進化はしっかり感じられたので満足している。
これで当分PCスマホ周りは更新は不要だなーと思っていたら、メインの自作PC Windows10マシンの動作が怪しくなってきた(Chromeが度々フリーズする)…CPUの発売年を確認すると2017年。もう5年間使っている、そういえばWindows11のアップデート非対応だった。そろそろWindows11を使いたいので新マシンをどんなパーツ構成にするか検討しなくては。