23/24プレミアリーグ22節 ノッティンガム・フォレストvsアーセナル 感想

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プレミアリーグ年間150試合以上見ている筆者の勝手な試合の感想である。

画像はhttps://www.arsenal.com/fixture/arsenal/2024-Jan-30/nottingham-forest-0-2-arsenal-match-reportより

事前情報

フォレストのホームシティグラウンドが舞台。観客の雰囲気がすごく良く、歓声が大きい。そのためフォレストは内弁慶。今季はホーム3勝2分4敗、アウェイ2勝2分7敗。

開始~前半15分

アーセナルは開始10分ポゼッション71%いつも通り高い。フォレストは当然自陣深く押し込まれている。解任されたクーパー先生は強豪相手には5-3-2の守備ブロックが多かったが、ヌーノサントは4-4-2。ただしCMFは下げられて最終ラインに吸収されかけてる。

前半15分~30分

リーグ戦でのスミス=ロウ先発は3ヶ月ぶり。左インサイドハーフ。やはりプレースタイルも10番な選手なのでいろんな場所でボールを受けようとする。試合全体のテンポがちょっと遅い。最近好調ウッドとギブス=ホワイトがいるのでフォレストのカウンターは脅威。ニコ・ウィリアムズはRMF起用。モンティエルがRSB。ウイング本職のエランガ、加入後ちょっと期待はずれなハドソン=オドイを外してまでかなとはおもう。アーセナルはウーデゴー、スミスロウ、ジンチェンコで中盤を支配。しかしDFライン間から裏に飛び出す選手はジェズスのみ。DFラインがくずれない。

前半30分~前半終了

アーセナルのポゼッションが95%に達する。スミスロウよりもトロサール先発させればよいのにと思い始める。右ウイング、インサイドハーフ、センターフォワードそつなくこなすし、得点力もあるので効果的だと思うのだが。フォレストCMFダニーロはスミスロウについていくので最終ラインに吸収されがち。モンティエルの治療中、観戦中のアーセナルOBピレスとカランブーが抜かれる。前の席には副会長のティム・ルイス、SDエドゥ・ガスパールが陣取っていた。OB陣はクラブの招待なのだろう。ハーフライン付近でダニーロがカットして左足ミドルシュート。ウッドにスルーパスだせたと思う。ペナ内の細かくパス繋いだこぼれからサカがシュート。前半最大の得点機会。

前半終了間際にフォレストの右CBが見慣れない32番の選手だと気付いた。今季出場2試合目のオモバミデレ。188cm。アイルランド代表。21歳。CBボリーとニアカテがアフコンで招集されているための抜擢だろう。他にもSBアイナ、オーリエ、CMFサンガレ、クヤテと準レギュラー陣も同様に不在。

前半感想

かなりしょっぱい試合だ。アーセナルが優勝戦線に残れるのか心配になる内容。ヌーノ監督のフォレストがガンバって守っていたともいえる。

後半開始~60分

ウッドOUTアウォニーIN。グロインペインで1.5ヶ月離脱、10試合ぶりのエース復帰。アーセナルは選手交代なし。パスのテンポも変化なくスロー。ギブス=ホワイトの惜しいカウンタースルーパスがあった。サカのシュート。ターナー好セーブ。左サイドから完璧な崩し。ホワイト、サカ、ウーデ、ジェズスの近距離ポスト直撃シュート。あと一歩。ギブス=ホワイトにサカ削られる。イエローなし。

60分~75分

63分ドミンゲスOUTオドイIN。まったく攻め手はないが左サイドをウインガーキャラへ変更。64分ジェズスゴール。スローインから一瞬の隙をつきGKターナーの股を抜いた。フォレスト反撃の気力&体力が残っているだろうか。やっとフォレストにも攻める機会がまわってきた。

70分スミスロウOUTハヴァーツIN、マンガラOUTサイモン・イェーツIN。

71分コーナーのカウンターからサカの右足ゴール。勝負決したか。

75分~試合終了

77分ニコ・ウィリアムズOUTエランガIN。ジェズス、マルティネッリOUTエンケティア、トロサールIN。フォレストはやっと攻撃へシフト。

GKラヤが手でボールを扱ったのはまだ数回。中盤でアーセナルのボール回しにプレスで引っ掛けることができないのでボールが奪えないフォレスト。ビルドアップもうまくいかない。

88分アウォニーたった一度のクロスのチャンスをサリバと入れ替わってゴールに沈める。スゴすぎ。追加5分。試合が分からなくなる。

キヴィオル、ジョルジーニョINウーデゴー、ジンチェンコOUT

コーナーくずれからアウォニーのシュート。GKラヤ正面。おしかった。

感想まとめ

うーん。最後はそれなりに盛り上がったが、全体的にはあまり面白い試合ではなかった。フォレストはほとんどビルドアップできず。エランガ、オドイのウインガーも活かせなかった。アフコン招集での離脱者が多く、FAカップ4回戦のリプレイがあるので日程的に厳しい。エヴァートンが追い上げてくるので次節降格圏転落もありえる。対戦相手も上位陣が多い。苦難が続く。

アーセナルは相変わらずスローな試合展開だが勝ち点3持って帰れたので結果オーライだろう。2/5(月)ホームでリヴァプールと勝ち点差2を追う首位攻防戦。楽しみすぎる。