筆者は引越をきっかけに昨年初めて自宅のスマートホーム化に着手した。筆者がチャンネル登録しているガジェット系Youtuberが企業案件でスイッチボット製品をよく紹介していて(スイッチボットカーテン発売直後のころ)、値段も手頃だし製品ラインナップも多かったのでスイッチボットのスマートリモコンを購入してみた。アマゾンセールのたびに買い足していって現在は上記画像の通り8製品総額2万円以上となっている。
1年間使用していてのスマートリモコン、スマートLED電球、温湿度計、タグのレビューと、筆者が実際に日々使用している活用実例を3つご紹介する。本記事を参考にスマートホームを活用して便利に楽しく生活してもらえれば幸いである。
商品基本情報
温湿度計
商品名:SwitchBot温湿度計
アマゾン価格:¥ 1,980(消費税込み。2022/3/20現在)
筆者は4つ所持。リビング、外気、浴室、寝室を測定してる。シンプルな見た目でいて、履歴保存機能付で高機能だ。とても気に入ってる。筆者は新発売された大画面の温湿度計プラスよりこちらのほうが小型シンプルで好みだ。セールになったらそっちも多分買うけど…
スマートリモコン
商品名:SwitchBotハブミニ
アマゾン価格:¥ 2774(消費税込み。2022/3/20現在)
筆者は2個購入。1Fと2Fに1つずつ設置。赤外線リモコンを登録できるスマートリモコンだ。エアコンと天井照明のリモコンを登録してる。
スマートLED
商品名:SwitchBotスマート電球
アマゾン価格:¥ 1,800(消費税込み。2022/3/20現在)
筆者は3個購入。1個は自宅、2個は実家にあり、ピカピカさせて2才の甥っ子を驚かせるはずだったが、反応がイマイチだったので次回帰省時に回収し自宅に設置予定。
ダクトレール用の電球カバーは楽天で2500円くらいで買った。シンプルでオシャレだ。
LEDの口金はE26サイズである。E11サイズだとスポットライトとして使いやすくソケットの選択肢も多いのだが、色、明るさ、シーン設定可能、音楽連動など高機能なのでこれ以上の小型化は難しいのかもしれない。大手家電メーカーで同様の機能の天井シーリングライトは2万円は超えてくるので、スマート電球を3灯買うほうがコスパがよいし部屋の雰囲気もよくなる。ただし、ダクトレールやLEDソケットは別途購入が必要である。スマート電球1800円x3個、スポットライトE26ソケット2500円x3個、ダクトレール1m 3600円、約15000円でスマートLEDスポットライト照明が完成する。
NFCタグ
商品名:SwitchBotタグ
アマゾン価格:¥ 980(消費税込み。2022/3/20現在)
スイッチボットアプリは汎用NFCタグ非対応なので購入。タグは防水でしっかりしてるが、3枚で約1000円なのでアマゾンで10枚セットで売ってるようなものと比較するとけっこう高いが、スイッチボットのアプリのトリガーとして使用できるのはこの純正タグだけなので仕方ない。
スマートLEDが青や緑、赤になったあとに普通の電球色に戻すために使用してる。アプリを開いてLEDを探して色を変えて…の一連の操作をシーン設定しておくことで、一発で行えるので便利だ。
購入について
アマゾン購入の1択だ。スイッチボット製品はタイムセールによくかかる。keepa(価格トラッキングのプラグイン)で監視して安く購入してほしい。
メルカリ中古は出品数が少ない。またセール時の新品より高い場合が多い。楽天は取り扱いショップが少なくほとんど値引きされてないので楽天経済圏の住人でもおすすめできない。
便利な活用方法を3つ紹介
【活用事例1】浴室乾燥完了のサイン
筆者は花粉症なので晴れていても浴室乾燥で衣類乾燥している。浴室に温湿度計を設置すると、温度、湿度の時系列データで衣類が乾いていく様子を科学的に観測できるのだ。洗濯物が乾燥したら(湿度30%以下)になったらリビングのスマートLEDがグリーン変色になるように設定している。湿度30%まで下がればほとんどの衣類は乾いてる。(パーカのフードだけは乾かないが…)
※温湿度計は防水ではないので、浴室に設置するときはシャワーのかからない場所にしないと壊れる。筆者はシャワーの水が届かない天井付近の高い位置に設置している。
【活用事例2】別の部屋からエアコンをオン
冬の時期は寝室のベッドからスマホでリビングのエアコンをオン、しばらくして室温が上がったのを確認してから移動すると寒い思いをしなくてよくなる。
【活用事例3】外気温をチェック
リビングの通気孔に温湿度計を設置して外気の温湿度を常時計測している。ここなら雨を避けつつ外気と直接つながっている。ただし、通気してるので温度計本体がちょっと汚れてくる。外気の温湿度がわかるとエアコン、加湿器を無駄に作動させなくて済む。 外出時の服装を気温で調整すると快適に過ごすことができる。(全国のアメダスの1時間ごとの気温データがYahoo天気でも確認はできるが)
【その他】温湿度管理
普通なので、その他扱いだが部屋の温湿度の調整に使用している。狙いの温湿度から外れた場合(冬は温度15℃以下、湿度40%以下)、スマートLEDの色が変わってお知らせしてくれるようにアプリで設定し、それに従いエアコンと加湿器のON/OFFで調整してる。エアコンを自動ON/OFFするよう設定もできるが部屋に自分がいないときも作動してしまうので手動にしてる。理想は温湿度すべて自動管理の全館空調だが、加湿器へ水は補給しないといけないし、賃貸だし現在はこんな感じが限界だろう。
本記事のまとめ
スマートホームを活用すれば生活が変化し便利になるので、ぜひ挑戦してほしい。
値段もそんなに高くないし、一定の需要があるので活用できずに手放すにしても、メルカリでそれなりの額で売却できるので、試しに購入もありだ。
スマートホームというと音声操作をイメージしがちだが、温度計やNFCタグをトリガーにするのもおすすめだ。赤外線リモコン完全廃止を目標にしているが、まだまだうまく動作しない機器もあったりする。
玄関の鍵はスマートロックのセサミ3を導入済、スマートスピーカーはGoogle Nest Hubが稼働中。スマートホーム化をどんどん推進していく予定だ。